Road to comeback a social life by Mental patient

障害者枠で就職をした私「あおい」の、就職までの流れと道のり

WAISを受けてみた

2015年7月に、WAISの検査を受けてみました。

理由としては、私の症状の中に、なぜ「過集中」があるのを知りたかったため。

 

以下、WAISの検査を担当していただいた臨床心理士の先生からの所見です。

 (一部、私の説明も入っています。)

 

【検査時の様子】

疎通性は良好で礼節も保たれ、検査にも協力的で熱心に取り組む。

集中するとこちらの声かけが耳に入らないこともあり(まったく気付かなかった)、

特に動作性課題では制限時間を大幅に超えても最後までやり抜く姿勢が見られた。

設問の理解も素早く、聞き直しもほとんど見られないが、

課題が複雑になるにつれて、求められている設問内容からずれた回答が出ることがあった。

検査にかかった時間はおよそ2時間半。

 

●WAIS-Ⅲで得られる結果指標

◆全検査知能指数(FIQ)→IQ97


◆言語性知能指数(VIQ)→IQ98

知識量や常識能力、言葉の取り扱う能力、聴覚的な情報処理能力を表す。


◆動作性知能指数(PIQ)→IQ97

効率よく物事を進める能力、先読み能力、視覚的な情報処理能力を表す。


知能指数と知能水準の対応 

知能指数と知能水準の対応は次のとおり。

130以上…非常に高い

129-120…高い

119-110…平均の上

109-90…平均

89-80…平均の下 

79-70…境界域

69以下…知的障害(精神発達遅滞)

 

●動作性検査

効率よく作業を進める力、先を読む力を検査する。

目からの情報を受け取って動作で応答する視覚的な情報処理能力を検査する。

 

※以下、動作性検査・言語性検査、全14個のテストを下位項目という。

カッコ内の1~19というのは、評価点と言われるもので、年齢と素点を換算表に照らして求めたもの。

10が平均で標準偏差が3。

 

1、絵画完成(9)→絵が描かれたカードを見て、その中に欠けている重要な部分を指で示すか言葉で答える。

この検査により、視覚的な刺激に対して素早く反応する力や、視覚的長期記憶能力、重要な部分とそうでない部分を見分ける能力を把握できる。

 

3、符号(10)→簡単な記号を見て書き映す。

事務処理の早さや正確さ、視覚的な短期記憶能力を把握できる。

 

5、積木模様(6)→積木模様を見て、同じ模様を作る。

全体を部分へ分解する力、非言語的概念の形成能力、空間認知能力を把握できる。

 

7、行列推理(11)→選択肢の中から空欄にあてはまる絵を選択する。

抽象的思考、問題解決能力、類推的推理、時間制限を伴わない非言語的問題解決能力を把握できる。

 

10.絵画配列(12)→絵が描かれたカードを、物語が完成するように制限時間内に並び替える。

結果の予測能力、時間概念の理解力、論理的思考能力を把握できる。

 

12.記号探し(10)→記号グループに見本と同じ記号があるかをできるだけ早く答える。

視覚認知能力やそのスピード、視覚的探査の早さを把握できる。

 

14.組み合わせ(7)→ピースを組み合わせて形を完成させる。

部分間の関係性、思考の柔軟性を把握できる。

 

●言語性検査

知識量や常識能力、言葉の取り扱いを検査する。

耳から受け取った情報を言葉で応答する聴覚的な情報処理能力を検査する。

 

2.単語(10)→単語の意味を答える。

言語発達水準、語彙力、一般的学習能力を把握できる。

(例「ギターとは何ですか?」)

 

4.類似(8)→2つの言葉の似ているところを答える。

論理的、抽象的な思考能力を把握できる。

(例:りんごと梨はどのようなところが似ていますか?)

 

6.算数(6)→算数問題を暗算で制限時間内に答える。

計算力や集中力、量的推理の能力を把握できる。

(例「1ドルで45セント切手を何枚買えますか?」)

 

8.数唱(8)→聞いた数字を順番通り、または逆の順番で答える。

聴覚からの短期記憶能力を把握できる。

(順唱例「1-2-3」、逆唱例「3-2-1」)

 

9.知識(12)→一般的な事柄に関する知識に答える。

この項目により、一般的な知識な量を把握できる。

(例:電話の発明者はだれですか?)

 

11.理解(11)→日常的な問題の解決や社会ルールなどについて答える。

実践的知識を表現する力、過去の経験を利用する力を把握できる。

(例「一石二鳥という諺はどのような意味ですか?」)

 

13.語音整列(14)→数字とかなの組み合わせを聞き、数字を小さなものから順番に、また、かなを五十音順に答える。

注意力、五十音や数字の順序の発達能力を把握できる。

 

 

※全体的な知能水準は平均。

わずかに言語性平均>動作性平均だが、ほとんどその差はない。

しかし言語性・動作性共に、下位項目内のばらつきが大きい。

(上限・語音整列14、下限・算数、積木模様6)

 

 

●群指数

全体的なものから少し細かく、4種類の知的能力で評価しようというもの。

 

※各群指数間において、

言語理解>知覚統合、知覚統合<作動記憶、

で、それぞれ有意差が認められた。

 

 

◆言語理解(IQ100) 

言語理解能力。知識を実生活に活かすことのできる能力。

→2.単語(10)、4.類似(8)、9.知識(12)

※単語の理解や語彙量なども大きな問題はなく、年齢相応の理解力や表現力は備えている。

しかし、相対的に抽象思考力に弱さが認められ、言葉の抽象度が増すと本質をとらえることが困難になることが窺えた。

言葉の概念理解において抽象度が増すと主要な概念を情報の中から取り出すことが難しいため、混乱をきたすことも推察される。

一方で社会的なりとルールについての知識や常識的な判断力、文化的な知識などでは高い力をもっているため、これまでの学習経験や社会的な体験などの積み重ねが反映されていると思われる。

 

◆知覚統合(IQ91) 

得た情報を様々な角度から分析してまとめる能力。

→1.絵画完成(9)、5.積木模様(6)、11.行列推理(11)

※他の各群指数と比べて、能力的な弱さが窺える。

抽象的な視覚情報に対して推理・処理する力が著しく劣るわけではないが、複雑な視覚情報の中から素早く本質部分を抽出することが困難。

特に刺激の空間的な位置関係を把握することが苦手であり、課題を解決するのに時間がかかる。

様々な試みや失敗の中から課題解決のコツを見出す試行錯誤学習の力も弱いため、

課題提示のわずかな変化であっても、いったん掴んだ課題解決までのパターンを活かして新しいパターンを得ることが簡単ではないことが窺える。

一方で「絵画配列」では状況理解に時間がかかる場面もあるが、時系列の把握や、言外に含まれる意図や関係性は十分理解できている。

以上のことから、

・図形的な視覚情報よりも、人やものといった意味づけのある視覚情報の方が形態認知の力が発揮できること

・流れが把握しやすいような部分的情報が複数提示されること

が、全体状況の理解や関係性をとらえる助けになることが示唆される。

 

◆作動記憶(IQ102)

 ワーキングメモリー。

脳の中の記憶領域。小さいと同時作業ができにくい。

→6.算数(6)、8.数唱(11)、13.語音整列(14)

※聴覚刺激を保持・記憶し、それらを処理・操作していく力は年齢相応に備わっている。

しかし記憶の保持と処理能力に大きなばらつきがあり、機械的で単純な記憶は得意だが、

「算数」などの文章課題であったり、

「数唱」の逆唱などの、

何らかの処理や複数の条件が加わるとうまく記憶できない、処理全体がうまくいかない状態になる。

 

◆処理速度(IQ100) 

作業スピード

→3.符号(10)、12.記号探し(10)

※視覚情報に対する反応の速さや、それらを処理する速度は平均的な力を発揮できている。

作業スピードも速く、ミスも見られない。

手本を見て素早く手順通りに作業をこなしていくことは得意であり、課題をこなしていく中で偶発的に学習していく力も強く、

単純作業であれば学習したことを応用・活用していくことは得意である。

 

【総合所見】

全体的な知的水準は平均で、年齢相応の能力を持っている。

しかし能力間でのアンバランスさが認められ、効果的に能力が発揮できていないことが示唆された。

 

《不得手》

①言語面・非言語面共に、複数の情報の中から本質をすばやく掴み、判断・処理する力が相対的に弱い

②視覚的に全体と部分の関係性を把握すること、全体に注意を払うことが苦手

③過集中になる背景にはこれらの特性が関係しているが、どの部分がより関係・影響しあっているかを断定するのは困難

→ただし、過集中の傾向は、聴覚刺激よりも視覚刺激が提示された場合はより顕著に現れる

(集中すると、先生の声かけが耳に入らなかったとのこと。全く記憶にない)

 

《得手》

①社会的状況の中で文脈や因果関係を読み取る力がある

②実践的な知識や常識的な判断力がある

③短期記憶力や単純作業をミスなくこなす

(事業所のグループワークでの、情報の入力、ミスチェックが得意なのはこのためと思われる)

④難しい課題であっても最後まで粘り強く取り組み、解決までの努力をいとわない側面がある

 

《有効な工夫》

①全体の作業の流れや目的などが明確に提示され、適時周囲からフィードバックが得られること

②聞き間違いや聞き漏らしを防ぐため、メモを取るなど、視覚的に確認できるようにすること

③新しい業務や学びが必要な時は、課題を遂行・学習するまでに十分に時間を取ること

④変化に柔軟に対応することが苦手なので、なるべく新しいパターンが手順・操作などが必要な場合は、具体的な手順や流れが視覚的に把握しやすい工夫をすること

⑤過集中をコントロールする時には、アラームなどの時間的な区切りよりも、決められた時間内に終わる課題の質と量を見極め、終わりや見通しなどが視覚的なことで区切りをつけられること

→この工夫は私には難しいため、アラーム単体、またはアラームと併用する

⑥失敗やミスが起こった時は、どの部分でつまづきが生じているかを周囲の人と共に分析し、その時に注意を向けるべき事柄を細分化して、スモールステップで課題に取り組むこと

 

※WAISの結果と、病院でのカウンセラーM先生との今までのカウンセリングの2つを総合して踏まえると、

発達障害と病名としてつくほどではないが、躁うつ・強迫の中に発達障害の気が併存してるだろう。

とのこと。

発達障害ではないけど定型(健常)ではない。多少苦労はするだろう」

という感じ。

 

だそうです。

なので、それなりの工夫を自分で考え、仕事に支障が出ないようにしています。

タイマー

私の障害特性に、「過集中」があります。

休憩を取ることも忘れ、2〜3時間平気で動いたり作業したりします。

そうすると反動で軽うつになったり、起きる時に全く体が動かずに、過眠になったりします。

それを防ぐために、私はタイマーを使用しています。



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TANITA バイブレーションタイマー 24時間計 クイック ブラック TD370N-BK

出版社/メーカー: タニタ発売日: 2013/06/10メディア: ホーム&キッチン

 

私の場合は、30分でセットして、

バイブが震えたら、コーヒーを1口飲んだりして、1度作業の手を基本強制的に止めます。

 

そしてまた30分セットして、次にバイブが震えたら、

トイレに行ったりして、今度は席を外して、完全に休憩を取ります。

 

休憩が終わったら、「あれ、どこまでやったっけ?」とならないように、

多少キリがいいところまでやったりはしますが、

必ず短時間で済ますようにしています。

逆に30分で経っていなくても、キリがいいなら、そこで休憩にします。

 

そうやって「行動量をセーブする」ことで、軽躁や疲れを最低限に抑えるようにしています。

 

このタイマーじゃなくても、

スマホのタイマーでも構いません。

 

例えば、1枚の紙に50人分の個人情報を入力していく作業をするとします。

そうすると「50人分全て入力する」ことが「キリがいい」と思う人もいるかもしれません。

 

でも、30分経ったら、必ず休憩を挟みます。

ただし、「○人目の住所までは入力したけど、あと電話番号とメルアドを入力すれば○人分までは終わるのに…」という時は、

その○人目までは終わらせておくと、休憩後に「どこまでやったっけ?」とわからなくなることもないはずです。

さらに、終わった人の分までレ点をつけておけば、さらにわかりやすいですよね。

 

それか、その○人目の1人前まで入力したら、残り時間を見て、早目に休憩を入れるというのもアリだと思います。

 

○人目、というのも、

必ずしも10人単位とか、15人単位じゃなくても構いません。

例えば、22人目でも構わないのです。

要は、○人目の「途中まで」というのが、1番キリが悪いんです。

 

私みたいに過集中じゃなくても、「キリがいいとこまで…」とどんどんやってしまう人にもオススメです。

 

実際仕事上で、1時間にセットしておいて、バイブが震えたら、必ず席を外して、トイレに行くようにしている事業所仲間もいます。

 

ちなみに、このタイマー、24時間セットできるので、

目覚ましにも使えますよー。

就労移行支援と就労継続支援 ※注意追加

就労移行支援と就労継続支援がごっちゃになっている文章を、
よくネットで見かけます。
 
読んでいると、
「それは就労継続支援のことじゃね?」
と思うことがしばしばあります。
 
なので、就労移行支援と就労継続支援の違いについて書きたいと思います。
 
 
平成25年(2013年)4月1日に、
「障害者総合支援法」
が施行されたことはご存知かと思います。
 
その中に「障害福祉サービス」があり、
さらにそのサービスの1つに「訓練等給付」があります。
 
訓練等給付の中には以下の4種類があります。
 
 
1、自立訓練(機能訓練・生活訓練)
自立した日常生活又は社会生活ができるよう、一定期間、身体機能又は生活能力の向上のために必要な訓練を行います。
 
2、就労移行支援
一般企業等への就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
 
3、就労継続支援
(A型=雇用型、B型=非雇用型)
一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
 
4、共同生活援助(グループホーム
夜間や休日、共同生活を行う住居で、相談や日常生活上の援助を行います。
 
 
私は、2の「就労移行支援」の事業所に通所していました。
 
 
企業等の就労=障害者枠で働きたいという人に対して、
事業所内や企業における作業や実習
・適性に合った職場探し
・就労後の職場定着のための支援
などを行う訓練所です。
 
実際に仕事を受注するプログラムがある事業所では工賃が発生しますが、
基本は工賃は発生しないと考えて下さい。
 
利用期間は利用者ごとに原則24ヶ月以内で設定されていますが
場合によっては市区町村の審査により、さらに12ヶ月追加することができます。
ちなみに私も2週間でしたが追加しましたし、
1ヶ月追加した仲間もいました。
 
 
 
※注意※
現在在籍中の事業所仲間に会って話を聞いたところ、
あと2ヶ月で丸2年在籍になる仲間が住んでいる市区町村では、
延長ができないんだそうです。
延長申請ができないのか、延長申請してもはねられるのか、
詳しいことはわからないのですが…。
お住まいの市区町村に確認してみて下さい。
 
 
 
そして3の「就労継続支援」ですが、
就労移行支援と大きく違うところは、働く場を提供するというところです。
要は訓練ではなく、働くところなのです。
 
そして就労継続支援には、A型とB型と2種類あります。
 
A型は、事業所と雇用契約を結ぶので、
最低賃金ではあるけども給料が支払われます。
盲・聾養護学校卒業者や一般企業を離職した人が対象になります。
利用期限はありません。
 
B型は、事業所と雇用契約を結びません
どちらかというと福祉的就労が強いです。
月額の賃金=工賃は最低3000円を下回ってはいけないことになっています。
この工賃を上げていくことが今後の課題となっています。
 
働くことによって生産活動の知識や能力の向上が見込まれる人や、
過去に一般企業に就職していたけども、年齢や体力面の問題で雇用されることが困難になった人たちが対象になります。
こちらも利用期限はありません。
 
 
なので、
「就労移行支援」と「就労継続支援」は、
まったく別物なのです。
 
 
最初はB型の事業所に通所したけれど、
「自分がやりたいことはこういうことじゃない」
と就労移行支援の方に来た仲間もいます。
 
 
ネットなどで「作業所に通っている」という方は、
就労継続支援の「A型」なのか「B型」なのか、
それとも就労移行支援なのか、
はっきり書いてほしいというのが私の個人的な考えです。
 
 
障害者枠で働くために就労移行支援事業所に通所したいと思っている方に、
1つだけ注意していただきたいところがあります。
 
 
ネットなどで就労移行支援事業所を探すとたくさん出てくると思います。
その時にぜひ確認してほしいことは訓練内容です。
 
 
就労移行支援事業所は、基本的に身体・知的・精神の3つの障害を受け入れます。
しかし訓練内容によっては「これは知的さん対象の事業所だな」というのがわかります。
 
なので、ネットで事業所の情報を探す時には、HPで必ず訓練内容を確認すること。
そして見学に行く・体験通所をしてみることをお勧めします。
 
自分に合った事業所を探すのって、大切です!
 
 

わかりやすい障害年金入門

4月30日の読売新聞朝刊に、
こんな記事が載っていました。

f:id:Jugoslavija_0421:20150501010533j:image

「地域精神保健福祉機構(コンボ)」というNPO法人が発行した、
「わかりやすい障害年金入門」という本です。
障害年金に詳しい社労士さんが書いたそうです。

f:id:Jugoslavija_0421:20150501010937j:image
コンボのページをスクショしました。


http://comhbo.net/の、「書籍類のご購入」の所からとべるようになってますので、
気になる方はぜひ。


ちなみに私も障害基礎年金2級です。

自力で就活している方へ

ネットを見ていると、自力で就活している方をよく見かけます。

 

いい流れがきているとはいえ、精神障害の就職はまだまだ厳しいです。

そんな中、体調の安定をはかりながら就活するのは、

私の個人的な考えですが、とても危険だと思っています。

 

そこでぜひオススメしたいのが、

障害者就労支援センター」です。

名称は各自治体によって違いますが、障害者の就労支援をしてもらえる場所があります。

自治体自体がやっているセンターもあれば、自治体が民間やNPO法人に業務委託してる所もあります。

 

ここに登録しておくと、

就活のサポートや就職後の定着支援、生活支援をしてもらえたりします。

 

こういう福祉関連のことは、

いや、福祉だけに限ったことではないですが、

自分から役所に聞かないと、何も教えてくれません。

 

自治体では「市民便利帳」(各自治体で名称は違うと思いますが)という冊子を配っています。

それにいろいろ情報が載ってます。

それを自治体からもらうか、自治体のHPをこまめにチェックしないと、役所は何も教えてくれません。

 

例えば、事業所に通う交通費。

 

私の住む自治体では定期代の半額、ただし上限は5000円が、半年に一度まとめて支給されます。

 

他の自治体では全額支給してくれる所もあれば、逆に支給がないというところもあります。

自分の住んでる自治体が交通費を支給してるということを知らなかった事業所の仲間もいました。

 

かなり脱線しましたが、自治体の情報をチェックすることは大切です!

3、自己分析 (3)希望条件の設定

はい。まだまだしつこく書きますよー。

 
  1. 生活・体調の安定
  2. 働く動機
  3. 自己分析
  4. ツール選択
  5. 求人選択
  6. 書類作成・応募
  7. 面接
これをステップ通りに進めていくことが大切です。
 
自己分析3つ目は、希望条件の設定です。
今までのビジョンの確認、退職理由の振り返りを踏まえ、
どのような条件で求人を探していくかを決めます。
 
ここでは、給料や福利厚生などは一切省きます。
それは5の求人選択で決めます。
 
ここで大事なのは、
退職理由・希望条件・ビジョンに一貫性があることが大切です。
 
例えば、
退職理由が「電話対応が負担になったため」とします。
 
それに対しての希望条件は、
「電話対応を避けることができる会社」
になりますよね。
 
そして最終的にビジョン(目標)として、
例えば、
「正社員登用して、少しでも安定した生活を送れるようにする」
とすると、一貫性がありますよね。
 
また、
 
  • 自分は何が得意か
  • 自分は何をやりたいのか
  • 何をやっている自分が1番充実しているか
  • 自分ができること・できないことは何か
ということを考えてみるのもいいかもしれませんね。
 

3、自己分析 (2) 退職理由の振り返り

まだまだしつこく書きますよー。

  1. 生活・体調の安定
  2. 働く動機
  3. 自己分析
  4. ツール選択
  5. 求人選択
  6. 書類作成・応募
  7. 面接

これをステップ通りに進めていくことが大切です。

 

自己分析2つ目は。

「退職理由の振り返り」です。

人によっては辛い作業になるかもしれませんが、

次の職場をこれまでの職場と同じ理由で退職しないためには必要なことだと思います。

 

ここで大事なことは、

  • これまでの職場の退職理由を振り返る
  • 次はどのような職場であれば大丈夫か

ということです。

 

例1

シフト勤務のため時間が不規則で体調を崩して退職

→シフト勤務を避ける

 

例2

残業時間が月に40時間以上で体力が持たなくなり、体調を崩して退職

→残業を避ける

→残業〇時間程度(時間は主治医と相談)の会社を探す

 

例3

ラッシュ時の通勤が負担で体調を崩して退職

→ラッシュを避ける(下り方面の勤務地、通勤がバスなど)

→ラッシュ時間を避ける(コアタイムのある会社、時間の配慮をしてもらえる会社)

 

例4

電話対応が負担で体調を崩して退職

→電話対応業務を避ける

→電話対応が難しいと伝える

 

例5

失敗したことを叱責され、体調を崩して退職

→失敗すること自体を回避することは難しいが、

 1、同じことがあったら対処する方法を身につける

 2、叱責されることが苦手、とあらかじめ伝える

 

例6

人間関係の悪化で体調を崩して退職

→人間関係による退職を回避することは難しいが、

 1、もし他の退職理由があれば、そっちを伝える方が無難

 2、同じようなことがあった場合に対処する方法を身につける

 

などなど。

 

ここで出た自分なりの答えは、会社に伝える配慮にもなります。