Road to comeback a social life by Mental patient

障害者枠で就職をした私「あおい」の、就職までの流れと道のり

4、ツール選択 (2)オープン・クローズ就職のメリット・デメリット

私、しつこいですwww

 
  1. 生活・体調の安定
  2. 働く動機
  3. 自己分析
  4. ツール選択
  5. 求人選択
  6. 書類作成・応募
  7. 面接
ステップ通りに進めて下さいねー!
 
※このブログは、あくまでもオープンで就活するための方に向けて発信しているので、
クローズで働こうと思ってる方に対しては否定的な記事になってしまう可能性があることをご了承下さい。
 
今さらオープン・クローズ就職なんて知っとるわ!と思う方もいらっしゃると思いますが、
ここは改めて。
 
  • オープン就職 ⇒ 障害について企業に公開して就活すること ≒ 障害者雇用枠*1
  • クローズ就職 ⇒ 障害について企業に非公開して就活すること

 

※よく精神障害者枠、身体障害者枠など聞きますが、

障害者枠は基本的には精神。身体の区別はありません。

ただ、募集要件の中で、「身体障害者の方」と書かれている場合はありますが。

 

これらの特徴をまとめると、

 

【オープン就職の特徴】

●障害について理解してもらった上で入社できる

(ただし企業側が理解できているかどうかは難しいところ)

●障害に配慮した条件で就業できる

 ⇒ フレックスタイム、通院日の配慮、残業の配慮、第三者(就労支援センターや就労移行支援など)の介入、転勤・異動なしの配慮、時短・時差出勤の配慮 etc.

 

〈求人〉

●一般事務職が多い( ≒ 総合職、接客販売・専門職が少ない)

契約社員の求人が多い( ≒ 正社員の求人が少ない)

 ⇒ 正社員と同じ働きをすると長く働けない=障害があっても健常者と同じ正社員として扱わないといけない

●給与水準が低め(これはなんとかならないもんでしょうかね…)

 

〈入社後〉

●何かあった時に人事や産業医などに相談できる

●第三者(就労支援センター、就労移行支援)が企業と連絡が取れる

 ⇒ 企業側としてはこういうバックアップがあると安心しますし、入社後に意外とバックアップなしの人が多いようです。

  就活を始める時には地元の就労支援センターに登録をしておいた方がいいです。

 

【クローズ就職の特徴】

●障害に対する配慮がない(そりゃそうだ。隠しているわけですから)

●他の社員と同じ条件(正社員など)で働くことができる

 ⇒ 求人の幅が広がる、給料が高い

 (やはりクローズで働いている方は、給料の面でクローズにせざるをえない事情もあると思います)

●過度な残業、移動、全国転勤などが発生する可能性がある(他の社員と同じ条件ですしね)

 

〈入社後〉

●何かあった時に第三者が企業との間に介入できない(まあバックアップがないわけですしね。ただし産業医に相談することは可能ではあると思います)

 

何が大事かというと、

退職理由を踏まえて、オープンかクローズかを判断することが大切です。

 

今までクローズで働いてきたけど、何度も休職・転職を繰り返してしまい、

もうクローズでは限界かも…という方は、

オープンで配慮をもらって働くのが、個人的には賢明かと思います。

 

*1:あくまでも自己申告する場合です