4、ツール選択 (2)オープン・クローズ就職のメリット・デメリット
私、しつこいですwww
- 生活・体調の安定
- 働く動機
- 自己分析
- ツール選択
- 求人選択
- 書類作成・応募
- 面接
- オープン就職 ⇒ 障害について企業に公開して就活すること ≒ 障害者雇用枠*1
- クローズ就職 ⇒ 障害について企業に非公開して就活すること
障害者枠は基本的には精神。身体の区別はありません。
ただ、募集要件の中で、「身体障害者の方」と書かれている場合はありますが。
これらの特徴をまとめると、
【オープン就職の特徴】
●障害について理解してもらった上で入社できる
(ただし企業側が理解できているかどうかは難しいところ)
●障害に配慮した条件で就業できる
⇒ フレックスタイム、通院日の配慮、残業の配慮、第三者(就労支援センターや就労移行支援など)の介入、転勤・異動なしの配慮、時短・時差出勤の配慮 etc.
〈求人〉
●一般事務職が多い( ≒ 総合職、接客販売・専門職が少ない)
●契約社員の求人が多い( ≒ 正社員の求人が少ない)
⇒ 正社員と同じ働きをすると長く働けない=障害があっても健常者と同じ正社員として扱わないといけない
●給与水準が低め(これはなんとかならないもんでしょうかね…)
〈入社後〉
●何かあった時に人事や産業医などに相談できる
●第三者(就労支援センター、就労移行支援)が企業と連絡が取れる
⇒ 企業側としてはこういうバックアップがあると安心しますし、入社後に意外とバックアップなしの人が多いようです。
就活を始める時には地元の就労支援センターに登録をしておいた方がいいです。
【クローズ就職の特徴】
●障害に対する配慮がない(そりゃそうだ。隠しているわけですから)
●他の社員と同じ条件(正社員など)で働くことができる
⇒ 求人の幅が広がる、給料が高い
(やはりクローズで働いている方は、給料の面でクローズにせざるをえない事情もあると思います)
●過度な残業、移動、全国転勤などが発生する可能性がある(他の社員と同じ条件ですしね)
〈入社後〉
●何かあった時に第三者が企業との間に介入できない(まあバックアップがないわけですしね。ただし産業医に相談することは可能ではあると思います)
何が大事かというと、
退職理由を踏まえて、オープンかクローズかを判断することが大切です。
今までクローズで働いてきたけど、何度も休職・転職を繰り返してしまい、
もうクローズでは限界かも…という方は、
オープンで配慮をもらって働くのが、個人的には賢明かと思います。
*1:あくまでも自己申告する場合です