1、生活・体調の安定
毎回しつこいかもしれませんが、大事なことなので何度も書きます。
- 生活・体調の安定
- 働く動機
- 自己分析
- ツール選択
- 求人選択
- 書類作成・応募
- 面接
これをステップ通りに進めていくことが大切です。
生活・体調の安定。
これ、実は一番大切なことだと私は思っています。
というのも、
いくら仕事ができる人でも、体調が安定していないと意味がないからです。
体調が安定していない
↓
仕事をしていくうちに病状が悪化
↓
欠勤が多くなる
↓
結果、早期退職してしまう
↓
「やっぱり精神はすぐ辞めちゃうよなー」
↓
精神障害者の採用に消極的
となるので、仕事ができても、結果体調が安定していないと意味がないのです。
私も、今年の新年会で社員さんにあいさつした時に、
「4月の契約更新で切られないようにがんばります」
と言ったら、
「ちゃんと会社に来て、普通に仕事していれば大丈夫だよ」
と言われました。
さらにその社員さんは、
「極端な話、仕事ができなくても、仕事に来る日にちゃんと来てくれた方がありがたいよ」
と言っていました。
それだけ精神障害者はすぐ辞めてしまうというイメージが強いということ。
そのために、私が通所していた事業所では、
以下の項目すべてにチェックが入っていないと就活に入れません。
- 規則正しい生活が送れている(食事・睡眠・服薬)
- 体調管理ができている(予防ができる・体調不良時に適切な対処ができる)
- 事業所での勤怠が安定している(無断欠勤・遅刻がない、頻繁な欠勤・遅刻がない)
- 自身の障害について理解している(原因・どのような時にどのような症状が出るか・症状が出た時の対処法)
- 主治医から就業許可が出ている
- 支援機関(就労移行支援事業所・就労支援センターなど)を利用している
- 体調の安定に対して客観的な根拠がある(支援機関を利用している・支援機関からの推薦状が提出できる)
※最後2つはすでに利用している人にはあまり関係ないですが、もし1人で就活しているのならば、地元の障害者就労支援センターを利用した方がいいと思います。または生活リズム表などを作成して、見せられるようにするのもアリかと
これらを踏まえて、
- 面接の時に聞かれたらすぐに言えるようにする
- 目に見えないことはちゃんと伝える
という、自分取説を作っておくことが必要だと思います。
結果、
- 生活・体調はすべての基盤
- 焦らずに、まずは生活・体調を安定させることが先決
だと思います。