Road to comeback a social life by Mental patient

障害者枠で就職をした私「あおい」の、就職までの流れと道のり

1、生活・体調の安定

毎回しつこいかもしれませんが、大事なことなので何度も書きます。

 

  1. 生活・体調の安定
  2. 働く動機
  3. 自己分析
  4. ツール選択
  5. 求人選択
  6. 書類作成・応募
  7. 面接

これをステップ通りに進めていくことが大切です。

 

生活・体調の安定。

これ、実は一番大切なことだと私は思っています。

というのも、

いくら仕事ができる人でも、体調が安定していないと意味がないからです。

 

体調が安定していない

   ↓

仕事をしていくうちに病状が悪化

   ↓

欠勤が多くなる

   ↓

結果、早期退職してしまう

   ↓

「やっぱり精神はすぐ辞めちゃうよなー」

   ↓

精神障害者の採用に消極的

 

となるので、仕事ができても、結果体調が安定していないと意味がないのです。

 

私も、今年の新年会で社員さんにあいさつした時に、

「4月の契約更新で切られないようにがんばります」

と言ったら、

「ちゃんと会社に来て、普通に仕事していれば大丈夫だよ」

と言われました。

 

さらにその社員さんは、

「極端な話、仕事ができなくても、仕事に来る日にちゃんと来てくれた方がありがたいよ」

と言っていました。

 

それだけ精神障害者はすぐ辞めてしまうというイメージが強いということ。

 

そのために、私が通所していた事業所では、

以下の項目すべてにチェックが入っていないと就活に入れません。

 

  • 規則正しい生活が送れている(食事・睡眠・服薬)
  • 体調管理ができている(予防ができる・体調不良時に適切な対処ができる)
  • 事業所での勤怠が安定している(無断欠勤・遅刻がない、頻繁な欠勤・遅刻がない)
  • 自身の障害について理解している(原因・どのような時にどのような症状が出るか・症状が出た時の対処法)
  • 主治医から就業許可が出ている
  • 支援機関(就労移行支援事業所・就労支援センターなど)を利用している
  • 体調の安定に対して客観的な根拠がある(支援機関を利用している・支援機関からの推薦状が提出できる)

※最後2つはすでに利用している人にはあまり関係ないですが、もし1人で就活しているのならば、地元の障害者就労支援センターを利用した方がいいと思います。または生活リズム表などを作成して、見せられるようにするのもアリかと

 

これらを踏まえて、

  • 面接の時に聞かれたらすぐに言えるようにする
  • 目に見えないことはちゃんと伝える

という、自分取説を作っておくことが必要だと思います。

 

結果、

  • 生活・体調はすべての基盤
  • 焦らずに、まずは生活・体調を安定させることが先決

だと思います。